プロダクトパイプライン

アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®

用途

間質性肺線維症の中でその原因が不明である特発性肺線維症(IPF)、また、肺及び縦隔がんに対する標準的な治療である放射線療法の副作用として生じる放射線性肺炎、結合組織疾患を伴う間質性肺疾患、慢性腎臓病である糖尿病腎症に対し、アイスーリュイ(中国語:艾思瑞®)の抗線維化、抗炎症、抗酸化作用によって肺、腎臓の線維化進行を効果的に抑制し、夫々の病態の進行を遅延させます。

臨床開発経緯

当社グループでは、中国において、(1)特発性肺線維症(IPF)、(2)放射線性肺炎(RP)、(3)糖尿病腎症 (DN)、(4)結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)の治療薬としての開発を進めて、(1)特発性肺線維症治療に関しては、2011年9月に新薬承認を取得し、続いて2013年12月に製造販売許可を取得後、2014年2月より販売を開始致しました。 なお(3)糖尿病腎症治療に関しては、現在、第1相臨床試験を完了し、今後の進め方を中国当局と継続協議、(4)結合組織疾患を伴う間質性肺疾患(CTD-ILD)については、第3相臨床試験を継続しております。