message代表メッセージ
当社の使命は
新薬を世界中の患者の皆さまに
お届けすることです
株主の皆さま、社員の皆さま、そして ジーエヌアイグループを支えてくださる すべての皆さまへ
2026年の新年を迎えるにあたり、ジーエヌアイグループに対する変わらぬ信頼とご支援に、 心より感謝申し上げます。
2025年を通じて、当社は科学、戦略、そして組織全体の協働の強さを反映した、数多くの重要な進展と成果を達成しました。イノベーションを通じて人々の健康に貢献するという使命のもと、製薬・創薬・メドテックの三事業すべてにおいて着実に前進してまいりました。
2025年の最も重要な成果のひとつは、肝線維症治療薬F351において、優れた有効性および安全性を示す良好な臨床試験結果が得られたことです。これらの結果は、F351が慢性肝疾患に苦しむ患者さまにとって画期的な治療法となる可能性を有することを示しており、グローバルでの開発および商業化に向けた重要な節目となりました。
さらに先日公表しました、中国国家薬品監督管理局(NMPA)の医薬品評価センター(CDE)との間で、新薬承認申請に向けた事前協議を経て、GYREは同社初の主力製品であるアイスーリュイに続く2品目の製品化に一歩近づきました。この新製品は、今後5年間において、当社グループの将来により大きな影響をもたらす可能性があります。
当社の子会社であるCullgenは、標的タンパク質分解(TPD)プラットフォームから創出された新規デグレーダー化合物について、中国およびオーストラリアにおいて複数の第1相臨床試験を実施し、重要なマイルストーンを達成いたしました。疾患の原因となるタンパク質を選択的に除去するこの最先端の技術プラットフォームは、創薬における新たなパラダイムを提示するものであり、当社グループを次世代治療薬開発の最前線に位置づけるものです。
私たちは創薬基盤技術、第1相から第3相臨床試験、さらには商業化された製品に至るまで、完全なパイプラインを構築できたことを誇りに思います。これは、私が長年描いてきたとおり、ジーエヌアイグループが真のグローバルバイオ医薬品企業へと進化を遂げたことを意味しています。
2025年には、メドテック事業も新たなリーダーシップ体制のもとで過去最高の売上を達成しました。加えて、歯科技工事業を展開するZOO LABO社の買収を発表し、メドテック事業基盤をさらに強化しました。
本買収により、2026年にはメドテック事業の売上が大幅に増加する見込みです。また、日本における従業員数も約200名増加する予定です。ジーエヌアイグループ全体の日本拠点はさらに強固になります。
私たちは、日本が歴史的な再成長の機会に直面していると確信しており、今後も日本を重要な事業基盤として強化し続けます。日本以外の地域でも大きな成長が期待される中であっても、私はジーエヌアイグループの売上に占める日本発収益の比率を今後さらに高めていくことを目標に掲げています。
2025年はまた、忍耐強く規律ある実行力のもとで、財務・オペレーションの両面でも堅調な成果をあげ、ESGの取り組みも着実に前進させた一年でした。これらの成果は、ジーエヌアイグループの持続的成長とグローバルな価値創出に向けた基盤を一層強固なものとしています。今後、日本、中国、米国の三地域において事業を拡大する中で、多くの新たな課題に直面することになりますが、10年以上前に掲げた戦略的方向性を揺るぐことなく堅持していかなければなりません。
また、世界を変革しつつあるAIやブロックチェーン技術にも常に目を向けていく必要があります。最先端であり続けることは、選択肢ではなく、当社にとって必須の要件です。
F351の進展およびメドテック事業の新たな拡大を背景に、2026年は当社グループの歴史における重要な転換点となる年になると、私は非常に楽観的に捉えています。私たちは、科学的卓越性、イノベーション、そして世界中の患者さま、パートナー、株主の皆さまに対する持続的な価値創出に引き続き全力で取り組んでまいります。日頃より賜っておりますご信頼とご支援に、改めて深く感謝申し上げます。
本メッセージは新年から数日遅れてのご挨拶となりましたが、皆さまとご家族にとって、2026年が健康と幸福、そして繁栄に満ちた一年となることを心よりお祈り申し上げます。
2026年1月9日
株式会社ジーエヌアイグループ
取締役 代表執行役社長 兼 CEO
イン・ルオ
