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 GNIグループ2023年12月期第1四半期決算説明会および最近頂いたご質問における 質疑応答(Q&A) の概要

 

(2023年5月18日開催)

 

本資料に記載されている当社の現在の計画、見通し、戦略などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しです。

将来の業績に関する見通しにつきましては、現時点で入手可能な情報から得られた当社経営者の判断に基づいています。実際の業績は、さまざまなリスクや不確実な要素により、これら業績見通しとは大きく異なる可能性があるため、これら業績見通しに依拠した投資判断を行うことはお控え下さいますよう、お願いいたします。

実際の業績に影響を与えうる重要な要因には、当社グループの事業領域を取り巻く経済情勢、市場の動向、世界情勢などが含まれます。

この文書は、言及されている取引に基づくいかなる法域においても、売却の申し出、申し込みまたは購入の申し出の勧誘、証券の購入または申し込みの勧誘、または投票の勧誘を意図したものではなく、構成するものでもありません。いかなる法域においても、そこで適用される法に違反して、証券の販売、発行、または譲渡を行ってはなりません。

本資料と2023年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)の内容に相違があった場合、短信の内容が優先されます。

見通しや仮定の数値は、端数処理を行っております。


用例:

当社:株式会社ジーエヌアイグループ(日本単体)

 当社グループ:当社および子会社

北京コンチネント:北京コンチネント薬業有限公司

Cullgen:Cullgen Inc.

CBIO:Catalyst Biosciences, Inc.

BAB:Berkeley Advanced Biomaterials LLC

NASH:非アルコール性脂肪肝炎 (Nonalcoholic Steatohepatitis)

TPD:標的タンパク質分解誘導(Targeted Protein Degradation)


Q1:シリーズC資金調達がCullgenのキャッシュフローに与えるインパクトに関して教えて頂けますか?

A1:現行予算ベースで、2025年までの資金は確保できています。

 

Q2:シリーズCの投資家は何を受け取りましたか?

A2:普通のベンチャー投資家が受け取るように、優先株です。

 

Q3: なぜGNIはシリーズCで600万米ドル以上投資して、シリーズC前の希薄化ベース持分35%をキープしなかったのでしょうか?持分の希薄化は、Cullgen非連結化(持分法への移行)への意図的なステップなのですか?

A3:そのような意図はありません。当社グループは、Cullgenの基盤技術と既存のプログラムに対して引き続き信頼を寄せており、シリーズCへの参加を通じて、希薄化ベースで30%前半のレベルを維持しようと考えておりました。

 

Q4: 今回のシリーズCで、GNIが保有するCullgenの新株予約権は全て行使したのでしょうか?

A4:はい。

 

Q5:Cullgenの資金調達した4000万米ドルで今後3年間の事業をカバーできるとおっしゃいましたが、Cullgenは全部連結の対象なので、GNIの研究開発費が増加するということなのでしょうか?

A5:はい、研究開発費は増加しますが、意義のあることだと考えています。Cullgenは当社グループの未来(を象徴する存在)であり、Cullgenが成長するのを期待しております。30%前後の保有比率は、当社グループにとって理想的なポジションだと考えています。

 

Q6:説明会資料の24ページにある「その他」とは何ですか?

A6:「その他」は、研究用試薬や上海リーフが取り扱う一般的なヘルスケア商品などです。これを分けた理由は、医薬品の売上収益を明確にするためです。

 

Q7: 米国でのNASH向け第Ⅱa相の臨床試験について、(当局と)プロトコルに関して合意をしたとおっしゃいましたが、第Ⅱa相の臨床試験は、CBIOが単独のスポンサーとなるのでしょうか?第Ⅱa相以降の臨床試験は、誰がスポンサーになるのでしょうか?

A7:大変申し訳ございませんが、開示している以上のことは申し上げられません。

 

Q8: CullgenのTPD開発候補化合物の臨床試験開始に時間がかかっていますが、いつ頃始まりそうですか?今期中に始まりそうですか?

A:大変申し訳ございませんが、開示している以上のことは申し上げられません。

 

Q9:Cullgenには8つくらいパイプラインがありますが、次に臨床試験に入りそうなのはどれですか?(説明会資料の11ページ)

A:大変申し訳ございませんが、開示している以上のことは申し上げられません。

 

Q10:以前は将来の見通しに関してもう少し情報を出していましたが、将来のことに関して一切開示しないという方針に転換したのでしょうか?

A9:CBIOの計画については、米国SECとの協議や届出が進行中で、米国のルールには厳格に従わなければならないため、コメントすることはできません。また、CBIOは米国の上場会社ですので、私どもが今後、日本では代弁することができません。ご不便をおかけして申し訳ありません。CBIO自身から重要な情報が開示された場合は、お知らせします。

Cullgenは他にもINDを準備中ですが、TPDは非常にホットな分野であるため競合他社がひしめいており、INDが申請されるまではターゲット名を公表することはできません。もし、そのような機密情報が競合他社に公開されれば、Cullgenに損害を与える可能性があるからです。皆様のご理解をお願いいたします。Cullgen自身が学会や業界の会議でターゲット名を公表した時点で、私どもも皆様と公にお話しすることができるようになります。